代表メッセージ

代表取締役近影 代表取締役近影

岡本工機にしか出来ない「ものづくり」を追求する

当社の歴史は、親会社の株式会社岡本工作機械製作所の創立者である岡本覚三郎が沼隈(現在の福山市沼隈町)出身ということもあり、戦後の疎開工場として1944年に、現在の福山市松永町に『株式会社岡本工作機械製作所 広島工場』として設立したのが始まりです。以来75年以上、歯車の製造を行っており、現在では、歯車事業、工作機械事業の2つの事業で成り立っています。

音・振動の少ない、高精度な歯車を追求

近年、自動車産業だけでなく、様々な分野において、ロボットの需要が高まっています。それに併せて、ロボットに使用される高精度な歯車の需要も高まってきており、目にする機会の少ない部品ではありますが、ロボット性能を最大限に引き出す為の一端を担っています。

歯車使用時の音や振動はエネルギーロスにあたる為、弊社では、特に音・振動の少ない歯車製作にこだわりをもっており、より理論的で高精度な歯車を加工する静音化に取り組んでおります。

独自技術による超音波歯車研削加工で市場要求の先を考えた製品の製作を行っておりますが、 まだまだ課題も多く、これからもっとシェアを伸ばしていくために、新技術の開発にも力を入れています。 また、新工場では自動化したロボットラインによる生産能力の増大や生産の効率化を行っております。

グループの永く継承された技術・技能

親会社の岡本工作機械製作所では工作機械の製造を行っておりますが、その技術力、ノウハウを受け継ぎ、工作機械事業では、各種研削盤(立型内外端面研削盤、横型大型内面研削盤)、スライシングマシン及び近年では、半導体製造装置の製造を行っております。また、お客様のご要望を聞き取りし、お客様に満足していただけるオーダーメイドの専用工作機械の設計から製作にも対応しております。

その他にも、自社で使用する歯車製造のための設備機械も自社で開発・製作し、ロボットラインの構築なども行っており、それらは他社にはない弊社独自の強みだと考えております。

お客様のことを想って、ものづくりがしたい

工作や料理などでも「ものづくり」に対し意欲のある人は、お客様の事を常に考え、楽しんで作業をしている。 そういった生きがいを持った人と、ものづくりの面白さを広めていきたいと考えております。

今後も、お客様と共に成長・発展して、「歯車といえば岡本工機だ!」と言っていただけるブランドになり、世界の産業(ものづくり)を支えていきたいと思っております。

私のモットーは「いつも元気良く、いつも前向きに、そして仕事は楽しく、こころ(心)で仕事をする」です。 お客様のニーズに積極的にお応えできるよう、全社員一丸となって取り組んで参ります。

代表取締役
菊池 正人